こんにちは。
今回は、2021年11月の国内株の売買とポートフォリオの記録になります。
買う銘柄やタイミングは自分で決めつつも、株価が高くても安くても毎月1銘柄以上をコツコツと買い集めるルールで運用しています。2021年に入ってからは月20~30万円ぐらいが平均的な投資額となっていますが、今月は資産を積み上げることができたでしょうか?
是非最後までお付き合い頂ければと思います。
売買記録
〇新規投資
キリンHD 100株
〇買い増し
MCJ 100株⇒200株
〇売り
なし
11月は10/31(日)に行われた衆院選後のご祝儀相場?により上げて始まったものの、全体としては政権・政策への失望感、決算発表後の出尽くし売り、新型コロナのオミクロン株の出現、金利上昇懸念による米国市場の下落などなど不穏な空気に包まれて軟調な推移となりました。
そして、トドメに月末の強烈な下げ(月末アノマリー!?)!!!
せっかく積み上げた資産を溶かして本記事執筆を迎えることとなりました(泣)
(先月に引き続き)あー株怖っと思いつつ、こんな時は「価格(株価)ではなく価値(利益)を見ること」だと自分に言い聞かせています。そして、自分の中で資産額(株価)だけでなく配当と言う軸を持っていると、こう言う時に狼狽売りしなくて済みます。株価が下がっても減配しなければOKと開き直れます。当面売るつもりが無い訳ですから、一時的な暴落には割と鈍感で居られたりします。
さて、11月は株価下落が続くキリンHD(2503)に新規投資しました。大型高配当株への投資は久々になるでしょうかね。同社の魅力は以下です。
- 配当利回り約3.5%の高配当
- ビール業界で首位級のシェア(20年は久々にトップシェア奪還)
- 好不調はあるが、言ってもディフェンシブな食料品セクター
- 傘下にヘルスケア事業(協和キリン)を持っている
- ファンケルとの資本業務提携も楽しみ(ヘルスケアサイエンスへの進出)
- ROIC指標にBS最適化を進めており財務戦略に共感(中長期目線)
コロナ禍で飲食店向けは厳しいものの新ジャンルの本麒麟や自宅向けのビールサーバーが好調と聞きます。20年はアサヒを抜いて久々のトップシェアを奪還しており勢いがある様に思います。
そして同業のアサヒグループHD、サッポロHDに無くてキリンHDにあるもの。それはヘルスケア事業です。昨今の健康ブームによりお酒離れが進む中、ヘルスケア事業は次の柱になり得ると考えています。酒類製造に必要な発酵技術ですが、ヘルスケア事業とのシナジーは高いと思われるためです。化粧品・健康食品など美と健康をテーマに商品開発・販売を行うファンケルとの資本業務提携にも期待しています。
財務戦略にも共感できます。事業撤退は経営の失敗でもあるため一時的に売られることもありますが、中長期で見るとBSの最適化の一貫であり報われると考えています。
買い増しは主力候補のバリューグロース株であるMCJ(9384)。決算&スタンダード市場を選択申請の発表後にガツンと売られた所を買いました。現在は東証二部ですが、来春の市場再編でプライム市場に昇格することが予想されており、株価に織り込まれていたと言うことですね。こちらも長期目線で考えていますので、短期的な材料で下げた時にコツコツ集めていきたい銘柄です。プライム昇格は後の楽しみとして取っておくとして、新規事業(コンテンツビジネス)の形を早く見たい所。いずれにせよ、成長性と収益性は申し分なく、下がれば買い増しの方針です。
運用資産状況(2021年11月末時点)
保有資産:5,720,137円、対前月-14,403円
評価損益:+1.18%、対前月-5.63ポイント
確定損益:+154,239円(今期)、+163,390円(通算)
28万円ほど買ったはずです・・・が、資産額は減りました。これで2か月連続のマイナスとなります。含み益も無くなって、下落基調が続けばコロナショック以来の含み損に突入しそうです。
国内株ポートフォリオ
2023年末までの中期的な目標として運用資産額(米国株や投資信託も併せて)1,000万円、受取配当金40万円(税引き後配当利回り4%)を目標に掲げてやっています。先月、「うまくいけば、今年中に大台突破をご報告できるかもしれません。」と書きましたが、完全に足踏み状態(いや、マイナスか・・)となりましたね。
以上、半歩進んで一歩下がった11月の売買記録でした。
こんな時は配当と優待で癒されましょうかね。そして気付けば12月。ボーナスも入りますね。
最後までご覧頂き有難うございました。
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